ミセ*゚ー゚)リラノブンピックを応援したいようです(゚、゚トソン
2 名前:名無しさん[sage] 投稿日:2020/02/15(土) 05:22:55 ID:Rzr0ynBAO
ミセ*゚ー゚)リ「はぁー……」
(゚、゚トソン「どうしました?ため息を吐くと幸せが逃げていきますよ?」
ミセ*゚ー゚)リ「あ、トソンちゃん。……いやね、もうすぐラノブンピックが始まるじゃん?」
(゚、゚トソン「そうですね。来週にはイラスト募集も始まりますね」
ミセ*゚ー゚)リ「あたしも参加したいんだけどさー。やっぱちょっと自信がなくて」
(゚、゚トソン「大丈夫ですよ。ミセリの肥料にすらならないクソ以下の作品なんて誰も気にしませんって」
ミセ;*゚ー゚)リ「辛辣!」
ミセ*゚ー゚)リ「いやでもさ……人の絵を使って話を書くんだよ?面白くなかったら絵を描いた人に申し訳ないっていうか……」
(゚、゚トソン「クソメンタルですね。というか、絵じゃなくて小説で参加するんですね」
ミセ*゚ー゚)リ「うん。あたし絵なんか描けないし、なら小説かなーって」
(゚、゚トソン「別にいいじゃないですか。ミセリなら絵だろうが小説だろうがどっちもなめくじ以下でしょう」
ミセ*゚ー゚)リ「ひどくない?」
(゚、゚トソン「……ごめんなさい。言い過ぎました。なめくじに失礼でしたね」
ミセ*゚ー゚)リ「ひどくない?」
3 名前:名無しさん[sage] 投稿日:2020/02/15(土) 05:24:07 ID:Rzr0ynBAO
ミセ;*゚ー゚)リ「いやでも不安なんだってば……。あたし今までラノベ祭りとか参加したことないし……」
(゚、゚トソン「下手だろうと本当に誰も気にしないと思うんですけどね……」
d(゚、゚トソン「ほら、ミセリだってベッドの隅に落ちてるちぢれ毛なんて気にしないでしょう?」
ミセ*゚ー゚)リ「トソンちゃんって私のこと嫌いだっけ?」
(゚、゚トソン「そんなわけないじゃないですか。どうせラノブンピックでもミセリと同じくベッドに落ちてるちぢれ毛レベルの作品がいっぱいn」
ミセ;*゚д゚)リ「すとぉぉぉっぷ!!他の作者さんへの攻撃はやめろぉ!!あとスレタイを100回見直せ!!」
(゚、゚トソン「ミセリをディスっても何も言わなかったのに……。ディスるのは自分だけにしろってことですか?Mなんですか?」
ミセ;*゚ー゚)リ「ディスってる自覚あったんだ……。あとMじゃない」
(゚、゚トソン「まぁMセリのことは置いておいて」
ミセ*゚ー゚)リ「Mセリ言うな」
4 名前:名無しさん[sage] 投稿日:2020/02/15(土) 05:24:56 ID:Rzr0ynBAO
(゚、゚トソン「私はちぢれ毛扱いでも構いませんけどね」
(゚、゚トソン「誰に評価されなくとも、祭りに参加して自分が楽しめればそれでいいと思います」
(゚、゚トソン「せっかくのお祭りなんです。自分が楽しめることをやればいいじゃないですか」
ミセ*゚ー゚)リ「トソンちゃん……」
ミセ*゚ー゚)リ「いやいいこと言ったような雰囲気出してるけど私は無駄にディスられたの忘れないからね?」
(゚、゚トソン「私は楽しいから問題ないです」
ミセ;*゚ー゚)リ「人に迷惑かける楽しみ方はやめろ!!」
(゚、゚トソン「……で、話を戻しますけど」
ミセ*゚ー゚)リ「あ、はい」
(゚、゚トソン「そんなに心配ならしてみますか?練習」
5 名前:名無しさん[sage] 投稿日:2020/02/15(土) 05:26:00 ID:Rzr0ynBAO
ミセ*゚ー゚)リ「練習……って、ラノブンピックの?」
(゚、゚トソン「まぁ、正確にはラノベ祭り形式の練習といいますか」
(゚、゚トソン「私が絵を描きますので、ミセリはそれで簡単なお話を書いてください」
ミセ*゚ヮ゚)リ「え!?いいの!?」
(゚、゚トソン「えぇ、友人が困ってるのを見過ごすわけにはいきませんから」
ミセ*゚ー゚)リ「ありがとうトソンちゃん!でも友達ならあんなにディスってほしくなかったな!」
(゚、゚トソン「友人だからこそ言えることもあると思います」
ミセ*゚ー゚)リ「その友達を無くすような発言なんだけども……」
(゚ー゚トソン「ミセリはそれでも私と友人でいてくれると信じてますから」
ミセ;*゚ー゚)リ「え、あ、う……お、おう」
( 、 トソン「……そう、ミセリだけは私を裏切るはずない。うわべだけ取り繕って勝手に近づいてきて勝手に離れてく友達ごっこがしたいだけの奴らとは違う。
ちょっとキツいこと言っただけでヒステリー起こして周りに私の悪口をあることないこと言いふらして集団で個を攻撃してくるような卑怯者であるはずがない。
互いに言いたい事を言わずに極端に気を使った優しい関係なんてそんなの友人じゃない。傷の舐めあいが出来るだけの集まりを作ったところでただの自己満足に過ぎないのに」
ミセ;*゚ー゚)リ「トソンちゃん帰って来て!!怖い、怖いから!!」
6 名前:名無しさん[sage] 投稿日:2020/02/15(土) 05:27:01 ID:Rzr0ynBAO
(゚、゚トソン「……では、絵を描きますので少々お待ちください」
ミセ*゚ー゚)リ「はーい」
φ(゚、゚トソン「そういえば、ミセリはどんな話を書きたいんですか?」
ミセ*゚ー゚)リ「うーん……ほのぼのとした明るいお話がいいかなぁ」
φ(゚、゚トソン「なるほど……ほのぼのですね」
ミセ*゚ー゚)リ「それにしても、トソンちゃんが絵を描けるだなんて知らなかったなぁ」
φ(゚、゚トソン「絵なんて幼稚園児でも描けますよ……っと。出来ました」
ミセ;*゚ー゚)リ「はやっ!?」
(゚、゚トソン「ちゃんとほのぼのとした絵になりましたよ。主人公はミセリです」
ミセ;*゚ー゚)リ「自分で自分の話を書くのはなんか違和感あるなぁ……」
ミセ*゚ー゚)リ「じゃあ、絵を見せてもらっていい?」
と(゚、゚トソン「はい、どうぞ」
7 名前:名無しさん[sage] 投稿日:2020/02/15(土) 05:28:06 ID:Rzr0ynBAO
ミセ;*゚ー゚)リ「……なんというか、独特な絵だね」
(゚、゚トソン「言ったでしょう?絵なんて幼稚園児でも描けますって。上手いか下手かは知りません」
ミセ*゚ー゚)リ「まぁ、トソンちゃんが私のために描いてくれたんだし、上手いかどうかは関係なく嬉しいんだけどさ……」
(゚、゚トソン「何か問題でも?」
ミセ;*゚д゚)リ「問題あるよ!こえぇよ!!ほのぼのしてねぇよ!!」
(゚、゚トソン「怖いですか?ペットの散歩しているつもりだったんですが……」
ミセ;*゚д゚)リ「ペットの散歩!?謎の巨大生物に触手みたいな舌で絞め殺されてるとこかと思ったわ!!」
(゚、゚トソン「ミセリのマフラーにじゃれついてるつもりで描いたんですが……」
ミセ;*゚ー゚)リ「ぐ……そう言われればそう見えなくもない……か?」
(゚ー゚トソン「こうやって絵師と作者で解釈が全然違うのがラノベ祭りの面白いところですよね」
8 名前:名無しさん[sage] 投稿日:2020/02/15(土) 05:28:51 ID:Rzr0ynBAO
ミセ;*゚ー゚)リ「いやいやいや!!これは誰が見てもホラーだよ!!なんで空が真っ赤なんだよ!!」
(゚、゚トソン「夕方のイメージだったんですがね……。やっぱり単色塗りつぶしはダメでしたか」
ミセ;*゚ー゚)リ「あとこれ!ここ!!電信柱から顔半分出してるこれ!!これが一番ホラーだよ!!」
(゚、゚トソン「散歩してるミセリを影から微笑ましく見つめている私のつもりだったんですが……。顔半分なのは私の後ろ髪をうまく描ける気がしなかったので……」
ミセ;*゚ー゚)リ「これトソンちゃんなの!?どう見ても心霊写真に写ってるアレだよ!!」
(゚、゚トソン「その辺は私の画力不足ですね。すいません」
ミセ;*゚ー゚)リ「うぐ……。なんか私がトソンちゃんの絵をバッシングしている感じに……」
(゚、゚トソン「まぁ絵の解釈は作者の自由ですから。さぁ、ミセリは早くお話を作ってください」
ミセ*゚ー゚)リ「……はぁ。そうだね。もともと私の練習のために描いてくれたんだもんね」
ミセ*゚ー゚)リ「よっし!じゃあちょっと書いてみる!」
(゚ー゚トソン「はい。頑張ってください」
9 名前:名無しさん[sage] 投稿日:2020/02/15(土) 05:29:28 ID:Rzr0ynBAO
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
私の名前はミセリ。
VIP高校に通う花の女子高生だ。
今日の授業が終わって家に帰った私は、荷物を部屋に放り投げて着替えを済ませてから庭へと駆け出す。
ミセ*゚ー゚)リ「ビコちゃんお待たせー!散歩の時間だよ!」
(*∵)ゴェ!
この子はビコちゃん。
私の大切なお友達。
小さい頃からずっと一緒で、気がついたら私よりも大きくなってたの。
体長は2m50ってとこかな?
学校が終わったらビコちゃんの散歩をするのが私の日課。
ビコちゃんは散歩が大好きだから毎日欠かさず一緒に行ってる。
散歩と聞いてはしゃいでいるビコちゃんを私は優しく抱き締めた。
何か嫌なことがあっても、ふわふわしてて温かいビコちゃんを抱き締めるだけで幸せな気分になれるんだ。
10 名前:名無しさん[sage] 投稿日:2020/02/15(土) 05:30:24 ID:Rzr0ynBAO
( ∵)ゴェ?
ビコちゃんの体に顔をうずめるようにしている私の耳元で、ビコちゃんが不思議そうな声で鳴いた。
……実は今日も嫌なことがあった。
それも、すごく嫌なことが。
ずっとそうでなければいいのにと思っていたことが、すぐそこまで来てしまったのだ。
ミセ*゚ー゚)リ「……よし!じゃあ行こうか!」
顔を上げて、出来るだけ明るい声でそう言った。
ビコちゃんも元気な声で返事をしてくれる。
……なんでだろう、いつもならこれだけで幸せな気分になれたのに。
今日はまだ胸の中がモヤモヤしたままだ。
11 名前:名無しさん[sage] 投稿日:2020/02/15(土) 05:30:57 ID:Rzr0ynBAO
ミセ*゚ー゚)リ「ふぃー……。今日も寒いね」
( ∵)ゴェ
ビコちゃんと一緒に歩きながら、マフラーを軽く持ち上げて口許を隠す。
もうすぐ春なのに、この町はまだまだ寒い。
今年の桜もきっと4月の終わりごろだろう。
……今年の桜は、1人で見なきゃいけないのかな。
( ∵)ゴェ?
ミセ*゚ー゚)リ「ん?どうしたの?ビコちゃん」
ビコちゃんは不思議そうな顔でこちらを見上げて来ていた。
私は笑って返事をする。
大丈夫、嫌なことなんてないって、そう言うように。
12 名前:名無しさん[sage] 投稿日:2020/02/15(土) 05:31:40 ID:Rzr0ynBAO
( ∵)……ゴェッ!
ミセ;*゚ー゚)リ「うわっとと……。こーら!いたずらしちゃダメだってば!」
急にビコちゃんにマフラーを引っ張られた。
私が窘めても口にくわえたマフラーを離さない。
そしてそのまま、私の顔をじっと見つめてくるのだ。
ミセ*゚ー゚)リ「……もう。ビコちゃんにはかなわないなぁ」
( ∵)……
きっとこの子は気づいているのだろう。
私が抱えている胸のモヤモヤに。
ミセ*゚ー゚)リ「……トソンちゃん、知ってるよね?」
……だから、話してしまう。
言葉にするだけで、「もしかしたら」が事実になってしまいそうで怖いけど、
ビコちゃんに聞いてもらうことで、少しは楽になるかもしれないから。
13 名前:名無しさん[sage] 投稿日:2020/02/15(土) 05:32:17 ID:Rzr0ynBAO
私にはトソンという友人がいる。
ビコちゃんと同じくらい付き合いの長い、大切なお友達だ。
小学校、中学校、高校と、ずっと一緒だった。
そんなトソンが、先週からずっと顔を見せてくれない。
トソンの家に行ってみたら、ひどい風邪をひいて休んでいると、トソンのお母さんに言われた。
やつれた顔で、それでも笑顔で私にそう告げた彼女に、それ以上何かを聞くことは出来なかった。
電話をかけても、メールをしても、メッセージを飛ばしても、トソンから何もレスポンスはない。
「もしかしたら」
そんな考えが頭に浮かんで、「そんなことない」と必死に打ち消してきた。
それなのに、今日、学校の帰り道で警察に声をかけられた。
トソンが行方不明だから、話を聞かせて欲しいと、そう言われた。
「もしかしたら……」と警察の人が続けた言葉は聞かないようにした。
「そんなことない」と、自然に口から漏れていたようで、警察の人が少しバツの悪そうな顔をしていたのを覚えている。
14 名前:名無しさん[sage] 投稿日:2020/02/15(土) 05:32:54 ID:Rzr0ynBAO
ミセ* ー )リ「……でもさ、もう一週間経つんだよ。もしかしたら……って思っちゃうじゃん」
( ∵)……
ミセ* ー )リ「そんなことないって自分に言い聞かせても、不安で……不安でね……」
ミセ* ー )リ「……なんだろね。一週間会わないなんてことも今まで何度かあったけどさ」
ミセ* ー )リ「……会いたいな。トソンに」
( ∵)……
私の弱音を、ビコちゃんは黙って聞いてくれていた。
不意に、冷たい風が背中を撫でる。
顔を上げると、いつの間にか西の空が赤く染まっていた
ミセ*゚ー゚)リ「あ……もう夕方か。帰らないとね」
15 名前:名無しさん[sage] 投稿日:2020/02/15(土) 05:34:50 ID:Rzr0ynBAO
そう言って立ち上がる。
……と、強くマフラーを引かれた。
ミセ;*゚ー゚)リ「おっととと……。ビコちゃん?」
( ∵)……
ビコちゃんはマフラーをくわえたまま動かない。
まるで置物のようにじっとしている。
ミセ*゚ー゚)リ「あ……お散歩の時間短くてごめんね。でも、あまり遅くなっちゃうと」
言い終わる前に、さらにギリとマフラーが引かれた。
首に巻かれたそれが頸動脈を締め付けて、気道を圧迫する。
ミセ;* ー )リ「……が……ビコ……ちゃん……くるし……」
ギリ、ギリ、ギリ
締め付けは弛まるどころか、どんどんきつくなってくる。
ほどこうと布を引っ張っても、締め付けは弛まない。
16 名前:名無しさん[sage] 投稿日:2020/02/15(土) 05:35:43 ID:Rzr0ynBAO
引かれる方へと足をやっても、なぜかマフラーが弛む気配はない。
苦しい、息が出来ない。
酸素を求めて口を開く。
気道を確保しようと上を向く。
声の出せない喉で助けを呼ぶ。
視界いっぱいに広がる赤。
夕焼けと呼ぶにはあまりに赤すぎる赤。
それが何故かとんでもなく恐ろしいものに見えて、思わず目を反らす。
その視界の端に
(゚、| |
ずっと見たかった顔があった気がした。
ミセ;* ー )リ(トソンちゃん……?)
17 名前:名無しさん[sage] 投稿日:2020/02/15(土) 05:36:47 ID:Rzr0ynBAO
電信柱の陰から半分だけ覗いた顔。
見間違えるはずなんかない。
トソンちゃん!トソンちゃん!
声は出ないが、必死に呼び掛ける。
彼女なら助けてくれる、そう信じて。
その声が届いたのか
( ∀| |
彼女が、笑ったような気がした。
真っ暗な空洞のような瞳で、耳まで裂けた口を歪ませて。
「ソレ」は、笑った。
「はやくこっちへおいで」
そう、笑った。
18 名前:名無しさん[sage] 投稿日:2020/02/15(土) 05:37:23 ID:Rzr0ynBAO
ミセ;* ー )リ(ちがう……)
アレは、違う。
トソンちゃんじゃない。
そんなことない。
彼女が、そんなこと望むはずない。
彼女が、すでに死んでいるはずなんかない。
そんなことは……
「ミセリ。トソンには会えたかい?」
私が最期に聞いたのは、聞き覚えのない、耳に馴染みのある、そんな声だった。
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
19 名前:名無しさん[sage] 投稿日:2020/02/15(土) 05:38:02 ID:Rzr0ynBAO
ミセ;*゚д゚)リ「ホラーじゃねぇか!!!」
ミセ;*゚д゚)リ「トソンちゃんから色々設定聞いたのに結局ホラーになってんじゃねぇか!!」
ミセ;*゚д゚)リ「というかホラーになるだろ!!あの絵じゃホラーになるだろ!!」
φ(゚、゚トソン「うるさいですよ。ミセリ」
ミセ;*゚ー゚)リ「あ……ごめん。……っていうかまた絵描いてるんだ」
φ(゚、゚トソン「はい。なんか楽しくなってきました」
ミセ*゚ー゚)リ「まぁ……とりあえず書けたよ。一応見てもらっても……」
φ(゚、゚トソン「今はそれどころじゃないです」
ミセ;*゚ー゚)リ「練習の意味!!」
20 名前:名無しさん[sage] 投稿日:2020/02/15(土) 05:38:50 ID:Rzr0ynBAO
φ(゚、゚トソン「練習にはなったでしょう?話を考える練習には」
ミセ*゚ー゚)リ「そうだけどさー、せめて面白いかどうかは聞きたいし……」
(゚、゚トソン「よし、描けました。これで6枚目ですね」
ミセ*゚ー゚)リ「あ、じゃあこれ読んでもらっても……」
と(゚、゚トソン「はい次はこれでどうぞ」
ミセ*゚ー゚)リ「自由だなートソンちゃん……」
ミセ;*゚д゚)リ「うんこじゃねぇか!!」
(゚、゚トソン「失敬な。それは巨大な落花生です」
ミセ*゚ー゚)リ「あ、そりゃ失礼……」
ミセ;*゚д゚)リ「いややっぱりうんこしてるじゃん!!奥の犬今まさにうんこしてるじゃん!!」
21 名前:名無しさん[sage] 投稿日:2020/02/15(土) 05:39:43 ID:Rzr0ynBAO
d(゚、゚トソン「それは犬ではなくキツネです。フォックスです」
ミセ;*゚ー゚)リ「いやまぁ、犬かキツネかはどうでもいいよ……。それよりうんこのインパクトが強すぎるよ……」
(゚、゚トソン「動物にとって別の生き物がいる空間で排泄するというのは、その生物に心を許してる証拠です」
(゚、゚トソン「つまりこのキツネはこの猫にかなり心を許してるというハートフルなエピソードがあるんですよ」
ミセ;*゚ー゚)リ「でもしてるのはうんこじゃん……」
(゚、゚トソン「なんですかさっきからうんこうんこって。うんこ大好きな小学生ですか」
ミセ;*゚ー゚)リ「えぇ……。……じゃあ、このやたら巨大な茶色い落花生は?」
(゚、゚トソン「それは最初にサイズを間違え……んんっ。謎の異物という想像力を膨らませるためのアクセントです」
ミセ;*゚ー゚)リ「今サイズを間違えたって言いかけたよね?最初はこれうんこにしようと思ってたんだよね?」
(゚、゚#トソン「なんですかさっきからうんこうんこと!年頃の女の子がそんな汚い言葉使うんじゃないです!だからミセリは汚れ役ばっかりなんですよ!!」
ミセ;*゚ー゚)リ(汚れ役多いのはむしろトソンちゃんなんだよなぁ……って言うと本気で怒るからやめとこ)
22 名前:名無しさん[sage] 投稿日:2020/02/15(土) 05:40:21 ID:Rzr0ynBAO
(゚、゚#トソン「……まったく!そんなこと言うならこれでお話は書かなくていいです」
ミセ*゚ー゚)リ(そもそも書ける気がしない……)
と(゚、゚トソン「次はこちらをどうぞ」
ミセ*゚ー゚)リ「はいはい……」
ミセ#*゚Д゚)リ「……ってモロうんこじゃねぇか!!うんこ大好きな小学生か!!」
(゚、゚#トソン「違いますー!!うんこじゃなくてウンコー!( ・∀・ )ですー!!」
ミセ#*゚Д゚)リ「同じだよ!!うんこもウンコー!も同じだよ!!」
(゚、゚#トソン「違いますー!!うんこは動かないけどウンコー!は動きますー!!」
ミセ#*゚Д゚)リ「うんこも動きますー!!Dr.スランプな世界じゃ動くし喋りますー!!」
23 名前:名無しさん[sage] 投稿日:2020/02/15(土) 05:41:05 ID:Rzr0ynBAO
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
※これ以上美少女AA達に汚い言葉を使わせたくないためしばらくドクオでおまちください※
(#;A;)「誰だよ俺の顔面にウンコー!降らした奴は!!」
(#;A;)「うんこみたいな顔っていじめられたことへの当て付けかよ!!」
(#;A;)「人間の!!顔は!!便所じゃねぇんだぞ!!!!」
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
24 名前:名無しさん[sage] 投稿日:2020/02/15(土) 05:42:23 ID:Rzr0ynBAO
ミセ;*゚ー゚)リ「はぁ……はぁ……。み、醜い争いだった」
(゚、゚トソン「ところで見てください。定規ってツールのおかげですごいきれいな直線が引けたんですよ」
ミセ*゚ー゚)リ「あー、そういうの使いこなせると楽しそうだよね」
d(゚、゚トソン「えぇ。人気絵師への第一歩です」
ミセ*゚ー゚)リ「そうだね。……ところで2枚目3枚目と比べると1枚目適当すぎない?」
と(゚、゚トソン「というわけで次はこちらをどうぞ」
ミセ*゚ー゚)リ「話聞いて?」
ミセ*゚ー゚)リ「久々に見た気がする……1レス矛盾系」
d(゚、゚トソン「今度は集中線を貼れることを学びました」
ミセ*゚ー゚)リ「へー。そんな機能あるんだ」
(゚、゚トソン「で、これで何か書けそうですか?」
25 名前:名無しさん[sage] 投稿日:2020/02/15(土) 05:43:17 ID:Rzr0ynBAO
ミセ*゚ー゚)リ「……ダメだ。これをAA化して色んな場所で突然トマト(ギコ茄子(きゅうり))が現れる話しか思い浮かばない」
(゚、゚トソン「殺伐した空気に突然現れるトマト(ギコ茄子(きゅうり))……案外書きやすそうですね」
ミセ*゚ー゚)リ「問題はAA化できるかどうか……」
(゚、゚トソン「ちなみに私はこれを描いた時脳内でずっと『ギコギコナース!ギコギコナース!生麦生米ギコギコナース!』って流れてました」
ミセ;*゚ー゚)リ「なつかし……ちょっと待って!私も頭の中でギコギコナースがヘビロテ始めたんだけど!?」
と(゚、゚トソン「では次に行きましょうか」
ミセ*゚ー゚)リ「あ……なんだろう。この安心感というか……まとも感というか……」
d(゚、゚トソン「これはエフェクトを使ってみました。団子三兄弟はおまけです」
ミセ;*゚ー゚)リ「書けそうだと思ったのにわりと適当に作られてた!?」
26 名前:名無しさん[sage] 投稿日:2020/02/15(土) 05:44:20 ID:Rzr0ynBAO
と(゚、゚トソン「はいこれが最後です」
ミセ*゚ー゚)リ「とうとう書くかどうかすら聞かれなかったよ団子三兄弟……」
ミセ*゚ー゚)リ「あー、これいい感じの雰囲気だね」
d(゚、゚トソン「こうやって線がぶれるエフェクトやグラデーションを重ねるとそれっぽく見えるというのを知りました」
ミセ*゚ー゚)リ「楽する方法を覚えちゃったかー」
(゚、゚トソン「楽できるなら楽するべきです。別に絵を描く仕事をするわけでもないですから」
ミセ*゚ー゚)リ「有名絵師への第一歩を踏み外したなこれ」
(゚、゚トソン「別に有名にならなくてもいいですし。こうやって描いてるだけでも楽しかったですから」
ミセ*゚ー゚)リ「……あ、そうだ。私が書いた小説は……」
(゚、゚トソン「ミセリも楽しかったですよね?」
ミセ*゚ー゚)リ「へ?あ、うん。楽しかったけど」
(゚、゚トソン「ならいいですね。お祭りに必要なのは面白いものを書いたり凄いのを描いたりする技術じゃなくて、楽しむことですから」
ミセ*゚ー゚)リ「いやあの、確かにそうだけどさ、それはそれとして……」
d(゚、゚トソン「ではみなさん!ブーン系オリンピック2020【ラノブンピック】、みんなで楽しみましょう!」
ミセ;*゚ー゚)リ「くっそ!まとめやがった!話聞く気0かよ!!」
27 名前:名無しさん[sage] 投稿日:2020/02/15(土) 05:48:25 ID:Rzr0ynBAO
以上です
くっそ短いのをこうやってスレ立てて消費しちゃうの勿体ないから(゚、゚トソンの落書き置き場になるかも
とか考えてたけど綜合短編システムでラノベ祭り形式の練習スレってするのはどうだろうかと思ったのでちょっと保留で
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